小型合成開口レーダ衛星の姿勢制御系の開発と検証
Synspective Inc. シュミット・ニコラ
弊社は去年の12月に一号機の小型合成開口レーダ(SAR)衛星「Strix-Alpha」の打ち上げに成功し、その衛星を運用しながら2号機「Strix-Beta」の開発を進めている。限られている時間の中で、高精度と高信頼性が要求されている姿勢制御系の開発をMATLAB/Simulinkで行っている。アルゴリズムの開発と機能の単体テストから、システムレベルのシミュレーションと実機用のコード生成までをMATLAB環境内で行うことで、クリティカルな機能の動作の保証や、開発時間の短縮などの様々なメリットが得られている。本講演では、姿勢制御系におけるMATLAB環境の活用を紹介する。
公開年: 2021 年 6 月 10 日