このエラーメッセージは、ライセンスサーバーからのすべてのキーがチェックアウトされたことを示します。
該当ライセンスの製品を使用している他のユーザーが、ライセンスをプールに戻すまで、この製品にアクセスできません。 使用されているライセンス情報に関しては、ライセンス管理者にお問い合わせください。
ライセンス管理者は、以下の方法でライセンス マネージャーからライセンスの使用状況を確認することができます。
ライセンス マネージャーが Windows の場合:
1) lmtools を起動します。
lmtools.exe は $MATLAB\etc\win{32|64} (R2010a までは $MATLAB\flexlm) に保存されています。
万が一、lmtools.exe が該当フォルダに存在しない場合、ページ下部の関連ソリューション “ライセンス マネジャー スクリプトがライセンスマネジャーのインストールフォルダーに存在しないのはなぜですか?” を 参考にしてください。
※ $MATLAB は MATLAB のインストールフォルダを表します。
2) [Server Status] タブ を開き、[Perfom Status Enquiry] ボタンをクリックすると、現在使用されているライセンス状況が表示されます。
ライセンスマネジャーが Unix/Linux/Mac の場合:
1) ターミナル ウィンドウを開きます。Mac OS X の場合、ターミナル アプリケーションは Applications フォルダの下の Utilities フォルダの中にあります。
2) ターミナル ウィンドウ上、ディレクトリを $MATLAB/etc に変更します。
※ $MATLAB は MATLAB のインストールフォルダを表します。
例：
Linux の場合：
________
cd /usr/local/MATLAB_R2010b/etc
Mac OS X の場合:
________
cd /Applications/MATLAB_R2010b.app/etc
3) 以下のコマンドを実行し、ライセンス使用状況を表示します。
./lmstat -a -c license.dat
LMTOOLS か lmstat からの実例の出力は以下のようになります。
--------
Status
--------
Flexible License Manager status on Mon 9/28/2009 15:35
[Detecting lmgrd processes...]
License server status: 27000@license1
License file(s) on license1: C:\Program Files\MATLAB\R2009b\flexlm\license.dat:
license1: license server UP (MASTER) v11.6
Vendor daemon status (on license1):
MLM: UP v11.6
Feature usage info:
Users of MATLAB: (Total of 2 licenses issued; Total of 2 licenses in use)
"MATLAB" v22, vendor: MLM
nodelocked license, locked to "ID=123456"
joesmith joe-pc joe-pc (v22) (joe-pc/27000 102), start Mon 9/28 15:37
janedoe jane-pc jane-pc (v22) (jane-pc/27000 101) start Tues 9/29 08:26
この例では、Joe か Jane のどちらかが MATLAB を閉じ、ライセンスを返すまで、該当ライセンスを他のユーザーが利用できないことが分かります。
関連ソリューション：
ライセンス マネジャー スクリプトがライセンス マネジャーのインストール フォルダーに存在しないのはなぜですか?
